② 1/24 学研(Gakken) Ferrari P2 (Kit)

今回、フェイズⅡのフェラーリP2をレストア?する前に、当時の学研のP2のキットがどんな車だったのかも知っておく必要がある。 実の所、私もそのまま組み立てた事が今まで無いからだ・・・。

60年代当時、私の行きつけの何件かのサーキットでも、走行しているこの学研のP2を見た事は無かった・・・。 私が今回UPしたこのキットも80年代の中頃だっただろうか? 恵比寿のMrクラフトにたまたま行った時に、1階のプラモ売り場に20台程が積み上げられていて、1/32のロータス30と一緒に1台1000円で売られていた物を入手したものである・・・。

その時は遊びも兼ねて車のプラモデルとかパーツを何気なく探しに行ったのだが、このキット達を発見して、慌ててこのP2を3台と1/32のロータス30のキットを1台購入してしまった。(爆)                               当然すぐに資金ショートとなり、他のものは何も買えなかったのだが それでも良い買い物をしたな~と、喜び勇んで帰路についた事を思い出す・・・。

前回UPした自分なりに手を入れたP2(#198)もその時に購入した1台である。  今回はやはりその時に購入したキットの中でも、ブリスターが剥がれ中でパーツが遊んでいるキットの1台を開き、未接着で簡単に形だけの仮組をしてみた・・・。

このキットの仮組で気になったのは、最初に丁度良さそうなホイルベースを決めて、それにボディーマウントをビスでシャーシーに固定してからボディーに接着しないと、綺麗なタイヤとホイルアーチの関係が作れない事だ。 実際、丁度良さそうなホイルベースを作ると、リア・ポストの接着位置がボディーの指定?位置から多少ずれることが判った。(フロント・ポストはシャーシーのホールが長いので問題はない。)

キットをそのまま作れば、こんな感じの車になるんだ~?と云う事を私自身も見たかったので今回UPしてみた次第である・・・。

当時としては珍しく、東工大の工学博士が監修にあたっているのがいかにも学研らしいし、ホイル、タイヤは小さめだが、フロントはフリーホイルだし、外側から留めるスピナー風の袋ナットを使用している所が実車の様で、当時の国産キットとしてはこちらも珍しかったのではないだろうか・・・。                              当時のほとんどのキットが内ナット留めで、それらしいパターンのホイルインサートを入れるタイプだったからだ。                                   既に発売されていた海外のCOXなどの高価な素材や高度な設計、工作技術を参考にしたのが伺われる様で面白い。(学研でもインストに誤植をやるんだな~・・・。 笑)

昭和41年1月10日 「模型と工作」モデルカーレーシング・ハンドブック 臨時増刊 第4集からの記事の抜粋

1966年3月号 No5 「モデル・スピード・ライフ」からの抜粋

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