先日のスペインGPは、やはりブラウンGPの1,2で決着した・・。
FIAの経費制限ルールなどと云う、今の経済情勢に合わせた訳の判らないルールなども取り沙汰されて、色々問題も噴出し始めている。
それにしても老舗のブランド・ティーム達の低迷は、一体どうしたと言うのだろう・・・?!
この分で行くと、ブラウンGPは早々にコンストラクターもドライバーもチャンピオンを決めてしまいそうな勢いだ・・!!
余計なお世話だが・・、時代背景は悪いが、ロス・ブラウンは金鉱を掘り当てた様な気がする。(笑)
自分の名を冠した車で、ティーム・オーナーで、F-1GPのチャンピオンになるなどと言うことは、男の見果てぬ夢であるからだ・・・!!
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・・・スケールは大分小さくなるが、学研のモーターの話である。(笑)
私がこのモーターを手にしたのは、このローラに付いていた物が初めてである。
前にも書いたが、このモーターの性能自体も体感していないのだ。
当時の雑誌等によれば、ストレートは速かった様だ。
学研のシャーシーはモーターを横に寝かせて搭載する形を採ってはいるが、それにしても重量はあるし、通常のマブチのカン・モーターに比べれば重心が高くなってしまうであろう・・・。
どの程度ブレーキが効いたかも判らないが、コーナーの入り口では大分気を使ったことだと思う。
(真鍮の軸受けホルダーの物が Kemtron )
この学研の改良モーターは、何と比べてどこをどう改良したのかは判らないが、手持ちに丁度同型のケムトロンの8Vモーターが有ったので、簡単に比較してみたいと思う。
2個とも同じ5ポールで、界磁の厚みは16mmと大体同じ大きさの物である。
学研は12Vでケムトロンは8Vで有るが、作りは良く似ている。
界磁の枚数は学研が22枚でケムトロンは30枚である。
見たところ巻き線の色も太さも同じように見える・・・。
(よく見ると、学研の方が巻き腺が幾分太く、巻き数も少ない様にも見えるが・・・?)
多分、厳密に言えばボルト数も違うのでモーターのトルク曲線も違うとは思うが、両方とも国産(日本製)なのでまったく無意味な比較にはならないと思う・・・。(笑)
当時の模型雑誌によれば、この手の電関用モーターはブラシをパイプの中でコイル・スプリングで抑えていたものが多い。
・・それがどうやら、熱でコイル・スプリングのバネ・レートが下がり、パワーが落ちてしまう欠点があった様だ。
その点、学研の改良モーター(CU28型?)は、マブチのカン・モーターの様にブラシ・ケース(パイプ)にスリットを入れて、クリップ状のスプリングで抑え付けているのが大きな相違点である。
(こうすればスプリングに多大な熱が掛かるのを防げ、ブラシをコミュに安定的に押し付けることが出来る)
・・・このモーターも多分、カツミ(KTM)製ではないかと思われる。