この車は昨年の夏頃、やはりeBayで入手した物なのだが、フロントがドロコ風のノーズに修正されており、「レベルのGTOをこんな風にいじる人も居るんだ~・・・?!」と云うのが私の第一印象であった。
(先日UPしたボディーがこの車なので、既にこのボディーは存在しない。)
この車を見た瞬間に、その後の250GTOのデザインに影響を与えたであろう何台かのドロコ・チューンのSWBのどれかを、このオーナーは作ろうとしてたんだ~・・・、と云う事を直感した。
(この車も大分手が入っている様だが、完成してはいない。)
以前、43のモデルや古い雑誌等で変なフェラーリのGTが有るな~・・・?と云うことは見聞きしていたのだが、このドロコ・ボディーの250GTの事は、この車を見て調べるまで殆んど知らなかったと云うのが本音である。
この車は入手後、しばらくどうするか考えあぐねていたのだが・・・、昨年の後半にとりあえずボディーだけでもレストアしてみようかと剥離剤の中に沈めてみた・・・。
最初はラスキットのワイヤー・ホイル(使えるかどうかは今だ不明だが・・・)が付いているし、モーターもピットマンのサイド・ワインダーだし、パーツ取りでも良いかな~・・・?などとも考えていたのだ。
実際の所、このボディーを剥離して作り直すより、新品のボディーから始めた方が仕事が早そうだが、この車を見ていると、同じ趣味を持つ前オーナー(作り手)の気持ちが伝わって来るので、いろいろ思い巡らす事が出来るので、あえて暴挙に踏み出してみた。(苦笑)
後はこの車が完成前であったと云う事、ボディーのカラーリングがいまいち私好みでは無かったと云う事、そしてディテールも少し気になる所があった事などが理由に挙げられる・・・。
多分、急ぐ旅ではないので1年以上の時間がかかってしまうかもしれない・・・・。