毎晩、試行錯誤のドリリングと半田付けで、シャーシーだけはどうにか
”ちくわ”になって来た。 素材を新たに買出しに行かなくても、手持ち
の半端物のブラスの角パイプや丸パイプ、平板などの廃物利用が出来
たのは、やはり我が家がゴミの巣だと云う事の証拠かもしれない。(笑)
ピニオンは同じ歯数の物が手元に無く、やはり廃物利用なので幾分ハ
イギアードになってしまったが、モーターも小さくなり、トルクも落ちてい
るので、こんな所で良いかな~?と思っている。
そもそも、100年近く前のおもちゃだし、タイヤのグリップもどうしたもの
かと悩んでいるくらいなので、ブライトン・ランじゃないが、とりあえず、ト
コトコ走ってくれれば御の字か・・・?!
後輪の軸受けはメタルを使わず、パイプで代用してみた。 これは前後
フレームのクロスメンバーがフリーの為へたり気味で、サイドメンバーと
しての補強も兼ねての処置である。 ・・・とりあえず位置決めしてからク
リップで固定し、半田付けの後にドリリングしてビスで固定している。
(ドリルで出た切子がモーターに結構くっ付いちゃって、困っているのだ
が・・・、これって綺麗に取る事って出来るのかな~・・・?)
これも当時のインチのJISネジを使いたかったのだが、手持ちのバイス
がISO物だったので、現行の2mmのネジを使って固定している。
以前 5/40 等のネジやナットをEJから大分分けてもらった事があるが、
メーカーによってはピッチが違うものがあるので、希望に合う当時のネ
ジ、ナット類を探し出すのは結構大変だ・・・。
(何年も当時のスロットカーをいじっているのだが・・・、実際、JISネジ、
ISOネジ、インチネジの表記方法が未だに良く理解できていない・・・。)
リアのフレームには板サスをそれらしく見せる為にフレームにキックア
ップの表現がなされているので、マウントには苦労した。 ・・・止め場
所がないので、直接モーターの軸受けに穴を開けてタップを立てネジ止
めしている。
オリジナルのローリングシャーシーと比べると大分すっきりしてしまった
がモーター部分のハイトが大分落とせたので、ボディーを低く搭載する
事が出来ると思う・・・。 少し大きめのタイヤを履かせているせいか?、
ホイルベースが短く見えるのは気のせいかな~? タイヤは削ってハイ
トは落とすつもりなのだが、シャフトは太いしホイルの精度はティン・トイ
並みなので上手く芯出し出来るかも心配だ~。
タイヤのグリップもさることながら、ホイルの再固定もどうすっかな~・・。