⑥ LIONEL Racing Automobiles (STUTZ?)

毎晩、試行錯誤のドリリングと半田付けで、シャーシーだけはどうにか

”ちくわ”になって来た。 素材を新たに買出しに行かなくても、手持ち

の半端物のブラスの角パイプや丸パイプ、平板などの廃物利用が出来

たのは、やはり我が家がゴミの巣だと云う事の証拠かもしれない。(笑)

ピニオンは同じ歯数の物が手元に無く、やはり廃物利用なので幾分ハ

イギアードになってしまったが、モーターも小さくなり、トルクも落ちてい

ので、こんな所で良いかな~?と思っている。

そもそも、100年近く前のおもちゃだし、タイヤのグリップもどうしたもの

かと悩んでいるくらいなので、ブライトン・ランじゃないが、とりあえず、ト

コトコ走ってくれれば御の字か・・・?!

  

後輪の軸受けはメタルを使わず、パイプで代用してみた。 これは前後

フレームのクロスメンバーがフリーの為へたり気味で、サイドメンバーと

しての補強も兼ねての処置である。 ・・・とりあえず位置決めしてからク

リップで固定し、半田付けの後にドリリングしてビスで固定している。

(ドリルで出た切子がモーターに結構くっ付いちゃって、困っているのだ

が・・・、これって綺麗に取る事って出来るのかな~・・・?)

これも当時のインチのJISネジを使いたかったのだが、手持ちのバイス

がISO物だったので、現行の2mmのネジを使って固定している。

以前 5/40 等のネジやナットをEJから大分分けてもらった事があるが、

ーカーによってはピッチが違うものがあるので、希望に合う当時のネ

ジ、ット類を探し出すのは結構大変だ・・・。

(何年も当時のスロットカーをいじっているのだが・・・、実際、JISネジ、

ISOネジ、インチネジの表記方法が未だに良く理解できていない・・・。)

リアのフレームには板サスをそれらしく見せる為にフレームにキックア

プの表現がなされているので、マウントには苦労した。 ・・・止め場

所がないので、直接モーターの軸受けに穴を開けてタップを立てネジ止

めしている。

  

オリジナルのローリングシャーシーと比べると大分すっきりしてしまった

モーター部分のハイトが大分落とせたので、ボディーを低く搭載する

事が出来ると思う・・・。 少し大きめのタイヤを履かせているせいか?、

ホイルベースが短く見えるのは気のせいかな~? タイヤは削ってハイ

トは落とつもりなのだが、シャフトは太いしホイルの精度はティン・ト

並みな上手く芯出し出来るかも心配だ~。 

タイヤのグリップもさることながら、ホイルの再固定もどうすっかな~・・。