前回のブログでは、「このマセラーティーの原型は66年の後半には既に出来ていた。」などと適当な事を書いてしまったが、その後、どこかでこの日模のミニコンのコマシャールを見たことを思いだし、いろいろと手持ちの当時の資料を探してみた・・。
やはり、あったあった・・・。 昔友人から借りてコピーしたMSLの裏表紙にありました。 No12号 1966年10月号の裏表紙に・・・!! 見たら既にミニコンだけじゃなく、ラジコンらしくなった一ランク上のプロコン・ミニなるバラクーダの製品写真まで載っていましたよ~。
・・・と云う事は、66年の10月には既に製品になっていた訳だから、日模は65年の後半か、或いはそれより前にこのプロコンなるラジコン?のマセラーティーを計画していた可能性が高くなる。 ・・・そうしてみると、まだモデルカー・レーシングがクリア・ボディーが多くなったとはいえ、ピークの頃からこのミニコンなる次世代の1/24のラジコンカーの開発、販売を計画していたと考えても不思議ではない。 ・・・やはり、このマセラーティー3700GTはラジコン用のボディーとして計画されていた可能性が高くなる。 (まぁ~、ミニコンの開発が遅れる様であれば、スロットのボディーにすれば良いかな~?ぐらいの考えで、スロットの箱絵にこの車の絵を載せていたのかもしれない。)
とりあえずこれで、長いこと推測の域を出なかったこのマセラーティー3700GTのスロット説に対しては、自分なりにある程度の納得が得られたことになる・・・。
そしてまた、現在までの1/24の車のモデルの中でも殆ど見かけた事が無い魅力的な車種でもあるので、この際日模とは関係なくボディーだけでも簡単にレジン取りして、自分勝手なスロットカーでも作ってみようか?と、この暑いさなかにシリコン・ゴム型に沈めてみた・・・。(苦笑)