② 1/32 Ferrari TestaRossa Junk (Doyusha)

今、ボディーの方は欠品パーツをどうするか?、ボディーの修正はどの程度までにしておくか?、・・・とりあえず塗装を剥離したので、当時のどの車をターゲットにするか?、選択肢が幾つかあるので迷っている。 ・・・助手席側のトノカバーの件もあるし、また右ハンドルの車も結構多いのだ。

今回もやはりジャンクのフレームからローリング・シャーシーを組んでいるのだが、前後2ピースのフレームもひん曲がったりしていたし、シャーシーをボディーにマウントするホールも切れている。 本当にフレームの一部は、金床の上で木をあてがってたたいて直した。 ・・・あとはボディーを固定した時に、上手く4点接地してくれることを願っている。

今回はオリジナルのホイルも2個ほど欠品していたので、他の国産の1/32の車の同径ホイルを選んでみたのだが、オリジナルのホイル・インサートが大きすぎて入らないのだ。 ・・・童友社のオリジナルのホイルも同じ状態なので、仕方なく2個だけ外周を上手く削り、それをレジン取りして使用した。 ・・・それでもちょっときつい位であった。 いかにホイルとインサートの大きさの違いが大きかったか・・・、当時の写真でも、インサートが上手く入っていないのが良くわかる。

あとは外装のクリアパーツなのだが、今回はバキュームではなく、最近変色が少なくなったと云われているクリスタルレジンを試してみた。 ・・・配合が微妙で、また硬化時間も長いので1日半で1セットをシリコン型から取り出せると云うローペース。 それでも昔の様に、2~3か月で黄変(酸化?)してしまう様ならば、やはりクリスタルレジンでもスクリーンの様な薄いパーツには使えないという事になる。

童友社の1/32の2台のキットは、1/24のフォーミュラ用のシャーシーを、上手く前後のフレームを反転させて利用して作られている。 ジャンク3台のシャーシーの写真がそれなのだが、リア・フレームにクラウン・ギアの調節用の半円が両側に開いていない長方形の開口部のものが初期のものである。