日曜日に行われた久しぶりのクラブ・レースも無事終わり、秋雨も有るのか・・・、今日からまた、まったりとした日常に戻りました。
例のP2ですが・・、走るかどうか心配していましたが、車のポテンシャルに見合った分相応の走りで、トータル120周のレースを3~4回の単独スピンだけで上手く切り抜け、車のダメージもほとんど無く上手く終了することが出来ました・・・。
・・・結果は聞かないで欲しい。(笑)
(みんな~・・・、遅くて御免ね~・・・。)
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さて、ボイド氏 (Peter V. Boyd : http://www.pvbms.com) のリスター・コーヴェットですが・・・、その前にボイド氏が最近立ち上げられた御自身のHPを見ていただければ、どんな人物であるかお判り頂けると思います。
(私より大分ご年配の方ですが、中々魅力的な人物です・・・。)
氏のHPによると、50~60年代のSCCAのレース等をご自身でも経験されているし、また現在所有されている車達も魅力的です!!
この車のボディーを外してみるとこんな風になっています。
(フロント・タイヤが欠落していたホイルには、Q-モデルのテスタロッサのタイヤを履かせ、リアに持って行き、交換してあります。)
やはりボディーはグラス・ファイバー製ですが、グラス・ウールの目が粗いのには驚いてしまいます。
(コーヒー豆の袋の様です・・・。)
マウント・ポストはシャーシーに合わせて、ボディー中央に2本ボルトが立っていますが、これもグラスでじか付けされています。
良く見るとコクピット裏のバックレスト部分に左右に微かなクラックが入っているのが判ります。 ・・・その為に、左右のリアフェンダー上にチップが発生した模様で、当時この車もコースから転落事故を起こしたことがあるのかもしれません・・・。(笑)
・・・話は脱線しますが、実車の世界ではヒストリーのある車は概ね普通の同型車より珍重されますが、この車は私にとっては正に、その部類に入る貴重なスロット・カーなのです・・・。(笑)
多分、64~65年当時の爆発的流行があったちょっと前の製作ではないかと思われますが・・・。
人それぞれで、「こんな汚い車のどこが良いの~?」と云う様なご意見も有るかと思います・・・。(笑)
この車には半世紀近くの時間の流れが存在し、私がVINTAGE・SLOT CAR に求める条件が一番揃っている様な気がしているのです・・・。
(素性が判っていて、ハンド・メイドと云うのも良いですね~。)
下賎な話ですが、長谷川のテスタロッサのプラモデルを買うぐらいの価格でお釣りが来たくらいですから、私にとっては正に掘り出し物であったと云えます・・・。