② Solid Body

昨日は選挙サンデーで、私も午後から一日、開票速報などを見ながらTV三昧の休日を過ごしていた・・・。
正直なところ、これほどまでの民主党の圧勝は予想していなかった。
今の自民党が駄目なことは庶民のほとんどの認識であったが、民主党にも問題多ありで、私も今回の投票には随分考えさせられた・・・。
昨晩もTVの中で、いろいろな有識者がコメントを述べていたが、ごもっともな意見も多かったが、それぞれ視点が異なっていて、”八方ふさがり”の日本株式会社の運営は今以上に前途多難との印象を受けた。
ただ唯一私が良かったと思ったのは・・・、能力の有る無しは別にして、国会議員の年齢が若返ったことだ。(笑)
後は諸外国が今度の政権をどう見るかだが・・・。
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前のブログでは、スポーツ新聞の様な、”オオタキの次回作のテストモデルか・・・!?”などと、大ぼらを吹いてしまったが、当時のオオタキは東京の千住に会社があり、わざわざ静岡までボディーの原型を依頼したとは思いにくい・・・。(笑)
ただ、写真でも判る様に、当時のオオタキのF1シャーシーにはメッキが掛かっており、この車に使われているシャーシーはダイキャスト無垢の状態だったので、メッキの掛かってないシャーシーも当時発売されていたのか?という疑問は残る。
(少なくともF1シャーシーに限っては、私は見たことが無い!!)
削りだしのボディーも大分バランスが崩れており、特にメルセデスは面白い形をしている。
多分1954年当時のW196をモデルにしているのだろうが、フロントのオーバー・ハングが有りすぎ、またリアは余りにも短すぎて、初期のBRMの様でも有る。
(左サイドからエグゾーストが出ているのも不思議だ・・・。笑)
どうせ作るんだったらクローズド・ボディーの196の方を作ってもらいたかった・・・。
内側は彫刻刀で綺麗にくり抜かれており、厚みもある程度均一になっているが、表面にはまだ彫刻刀の痕が残っており、滑らかな状態にまでは成型されていない。
・・・どちらにしても、当時のレベルで言えば、スロット好きの素人の作品と云うより、セミプロの工芸品的な趣があり、これはこれで当時のスロットを語る上では面白い作品ではあると思うのだが・・・。